カルシウムと同様、骨に蓄えられるマグネシウム
体内におけるマグネシウムは、骨や歯の形成に必要なミネラルです。
成人で20~28グラムほど含まれ、カルシウムやリンと共に働きます。
カルシウムは99%が骨に含まれていることは知られていますが、
マグネシウムも60%ほどは骨に含まれていて、
カルシウムと同じように骨が貯蔵庫の役割をしています。
不足すると骨から溶け出し、神経の興奮を抑えたり、
血圧の維持などに利用されたりします。
マグネシウムは長期にわたって摂取量が不足すると、
骨粗鬆症、心疾患、糖尿病という生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。
現代の日本人は、義務教育の年代までは推定平均必要量摂取できていますが、
高校生以上や働き盛りの年代では不足しているため、
主食や野菜から摂取量を増やすことが重要とされます。
マグネシウムが多く含まれる食品は、アーモンドなどのナッツ類、魚介類、海藻類、
野菜、豆類などです。
日本人は歴史的に穀物や野菜からマグネシウムを摂取してきたと言われており、
現在も穀物から最も高い割合で摂取しています。
通常、食品から摂りすぎる心配はあまりありませんが、
最近多く出ている健康食品やサプリメントを利用した場合、
摂取し過ぎると下痢になる可能性があるため、用法用量をよく確かめることが必要です。

